最新シングル『I’m still breathing』とともに、更なる進化を続けるKID PHENOMENON。
インタビュー連載の第8回はエッジの効いた低音ラップと熱いパフォーマンスで存在感を放つ川口蒼真さんが登場。
周囲の才能に圧倒され居場所を探していた日々から、新曲の歌詞に救われて自分の弱さを肯定できるようになった軌跡までを明かします。パーソナルな魅力や意外な素顔が垣間見える一問一答とともにお届けします。
「壊れそうな心を抱えたままでいい」。ネガティブな自分を肯定してくれた、大切な歌詞
--『I’m still breathing』の歌詞の中で、今の自分自身に一番重なる言葉は?
〈壊れそうなheart抱えたままでいい〉という歌詞です。
僕自身、根は関西人らしい明るい気質で、人に対してはすごくポジティブなんです。でも、いざ自分のことになると深く考え込みすぎて、悲観的になってしまう性格で。いつもなら、そういうネガティブな自分を否定してしまうんですけど、この曲を聴いた時に「壊れそうな心を抱えたままでもいいんだよ」と、ありのままの自分を肯定してもらえたような気がしたんですよね。
もっと自分を認めてあげられるようになりたいという思いも重なって、すごく心に刺さりました。
弱さを知る人こそ、本当に強い
--今振り返ると「意味があった」と思える過去の経験や出来事は?
いつも他人軸で動いてしまって、自分のことを後回しにしてしまうところですね。人から見れば「優しい」と言ってもらえることもあるんですけど、この世界ではそれが「ただ内気で、自分から前に出てこない」と受け取られてしまって、もどかしい思いをすることも結構あって。
でも、そうやって悩んだり、悔しい思いをしたりしてきたからこそ、同じような境遇にいる人に誰よりも寄り添えるんじゃないかと思うんです。ただ強い人間が本当に強いわけじゃなくて、自分の弱さを知っているからこそ、人の痛みにも共感できる。その「共感できる人」こそが本当に強い人だと思うので、自分もそういう人間になりたいなと思っています。

居場所を探していた『iCON Z』時代。デビューを経て見えてきた『自分らしさ』
--3年前(デビュー時)と比べて、自分が一番変わったと思うところは?
自分のことを、少しずつ好きになれるようになったことです。
東京に来たばかりの頃は、こんなに若いのに才能にあふれた人たちが集まっていて、急に兄弟ができたような感覚もありつつ、「自分の居場所なんてないな」と思っていました。『iCON Z』の時も、根拠のない自信を持とうとはしていたんですけど、周りのメンバーのすごさを言葉にすればするほど、「自分には何もないんじゃないか」と焦っていた時期もあって。
でも、グループで活動していく中で、「自分にしかできないこと」を少しずつ形にできるようになってきたのかなと感じています。もっと自分を確立していくことは、まだまだこれからの目標ですけど、デビューしたばかりの頃と比べたら、自分の弱いところも含めて「これが自分らしさなんだ」と思えるようになってきました。
一番つらかった19歳の1年を乗り越えて。20歳、まずは体づくりから新しい自分へ
--これからさらに見せていきたい自分や、個人として挑戦したいことは?
最近始めたのは、筋トレで体を大きくすることです!
ずっと「筋トレする」って言い続けてはいたんですけど、正直サボっちゃっていた時期があって。「まだ19歳だろ」って言われるかもしれないですけど、19歳の1年間が、これまで生きてきた中で一番つらかったんです。
でも、20歳を迎えて、いよいよ大人の仲間入りをするので、まずは形からでもしっかり大人になりたいなと思って。それに、もし年始に地元の成人式や同窓会に行けた時、「あいつ、スタイル全然違うな。やっぱりアーティストだな」って思われたいじゃないですか(笑)。
なので、少しずつ筋トレを始めました。小さな目標ですけど、まずは体を大きくすることを頑張りたいです!

|SPECIAL MINI INTERVIEW|
『I’m still breathing』リリース記念! 川口蒼真の“素顔”をひも解く一問一答
新曲『I’m still breathing』のリリースにちなみ、パーソナルな素顔を深掘り! 4つの質問に答えてもらいました。
Q1|今のKID PHENOMENONを漢字1文字で表すなら?
「進」
試行錯誤しながらこれからも真っ直ぐ進んでいきたいと思います。
Q2|自分を動物に例えると?
「ゴリラ」
メンバーに良く似ていると言われます。 まだまだ未熟なので、シルバーバックを目指して頑張ります。
Q3|自分には、『実はこんな一面があります』というところを教えてください。
マイペースなのに効率的に動きたい矛盾さんです。
Q4|この3年間を一緒に歩んでくれたファンの皆さんへ、改めて今伝えたいことは?
正しい道かどうかなんて誰にも分からないし、 何よりもその道に行ってみないと分からない。
それが間違いだったとしても、時が経てばそれも経験になる。
あの経験が今の自分を作ってくれたんだな。 そう思える日がきっときます。
どんなに辛い時も、忙しなく過ぎていく日々も、いつか一つ一つが自らをつくり上げていると思って 一緒に頑張りましょう!
撮影:篠田 理恵/ヘアメイク:NOBUKIYO, Kei Kouda/スタイリスト:百瀬 豪
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KID PHENOMENON
8thシングル『I’m still breathing』

“息をし続け、前へ進む”という強い意志を込めたKID PHENOMENONの最新シングル。
理想と現実の境界線でもがきながらも立ち止まらないリアルな葛藤と覚悟を、研ぎ澄まされたボーカルとラップに乗せて表現。
泥臭くも前を向き続けるすべての人々の背中を力強く押す、エモーショナルで熱量の高い渾身のナンバー。
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