『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』で1年間レッドを務め上げ、俳優として確かな足跡を刻んできた冬野心央さん。
彼が満を持して放つ1st写真集『Butterfly』は、これまでの爽やかな印象を鮮やかに裏切る、美しくも攻めた意欲作です。
雪景色広がる八ヶ岳の屋上で感じた高揚感、クリエイティブへの強いこだわり、そして1年間背負った「赤」への特別な思い――。
自らの殻を打ち破り、新境地へと挑んだ撮影の裏側をたっぷりと語ってもらいました。

極寒の八ヶ岳で見せた新境地。「大変さよりもワクワクが勝っていた」
――1st写真集『Butterfly』が完成しました。撮影を振り返っての手応えや、作品のテーマについてお聞かせください。
撮影は1泊2日行い、リゾナーレ八ヶ岳のいろんなロケーションやスキー場などを巡りました。
初日の朝から夜まで、2日目も早朝から時間いっぱいまでずっと撮影して。僕自身はずっとワクワクしていたので、大変というよりはとにかく楽しかったです。特に印象的だったのは屋上のカットです。あんなに綺麗な景色の中で撮っていただくのは初めてで感動しました。
とにかく寒かったんですけど(笑)、作品の世界観に自然と溶け込めて、寒さを忘れてしまうくらい没頭できました。
タイトル『Butterfly』は、“一匹の蝶の羽ばたきが世界に大きな影響を及ぼす”というバタフライエフェクトから名付けました。この写真集をきっかけに、これから世界へ羽ばたいていけるような存在になりたいという思いと、多面的な姿を見せていくモットーを込めています。
あとは単純に、英語で『Butterfly』を思い浮かべたとき、直感的にすごくしっくりきたんです。
今回は普段のお芝居と違って特定の役柄がない分、本当に自由でしたし、だからこそ『これまでの冬野心央のイメージを思い切り壊そう』というのは最初から意識していました。
事前にポーズを決めて作り込むというよりは、現場の空気や衣装、ヘアメイクを感じながら、『こういう絵にしたい』と頭の中で想像して、そこに自分を溶け込ませていく感覚でした。
写真を選ぶ段階ですでに大満足で、『もうどれを使ってもらっても大丈夫です!』と言えるくらい手応えがありました(笑)。

1年背負った「赤」を美しさに昇華――ネイル初挑戦と攻めのクリエイティブ
――ご自身のアイデアから形になったこだわりも多いとお聞きしました。
一番こだわって意見を出したのは「赤」を取り入れたカットです。1年間、『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』でレッド役を務め、赤を背負ってきたので、写真集でも絶対に赤を入れたくて。ただ、当時の情熱的な赤というよりは、自分の良さを生かした「美しさ」としての赤を表現したかったんです。
もともとゼロからアイデアを出して形にしていく作業が好きで、クリエイティブな分野には強いこだわりがあって。 今回も自分でいろいろなイメージ画像を調べて、「こういう見せ方をしたいです」とスタッフさんに提案しました。そこから提案したよりもさらにスタッフの皆さんがいろんな案を出してくれて、カットが完成しました。
ヘアメイクさんも赤に合わせてカラーマスカラを提案してくださって。自分でも何か変わったことができたらいいなと思っていたので、嬉しかったです。それ以外にも、ロケーションやシチュエーションに合わせてヘアメイクをガラッと変えてくださったので、そこも見どころです。ネイルも人生初挑戦でした。ラメが入っていて可愛かったですし、実際にやってみて「女性の方は普段こんなに大変なことをされているんだな」と実感しつつ、新鮮でした。

衣装面では、ファーコートを着たスタイリングも、今まで選んだことがない系統だったので挑戦でした。ちょっとやんちゃなイメージでポージングしています。カメラマンさんが撮影中もたくさん声をかけてアイデアを次々と出してくださるので、その意図を必死に汲み取りながら、セッションのように作り上げていきました。
体づくりの面では、朝食を抜いて12時〜20時の間に食事を済ませる「16時間断食」を普段から続けています。ジムにも通っていて、ランニングやベンチプレスをしながら体型を維持しているんですが、今回は顔周りがシュッと引き締まるように少し体重を絞りました。正直、こんなに脱ぐとは思っていなかったんですけどね(笑)
(後編へ続く)


撮影:kaoru yasuba /ヘアメイク:Aki /スタイリスト:藤長 祥平
衣装:
ジャケット:¥84,700(税込)
カーディガン:¥39,600(税込)
シャツ:¥25,300(税込)
タイ:¥12,650(税込)
パンツ:¥44,000(税込)
〈ラッド ミュージシャン/ラッド ミュージシャン 原宿 TEL:03-3470-6760〉
その他:スタイリスト私物
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information
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冬野心央 1st写真集『Butterfly』
発売日|2026年10月19日(月)
撮影|神戸健太郎
価格| 3,300円(本体3,000円+税)
仕様| A4/112ページ
発行| SDP
内容紹介|
「革命的美男子」をテーマに、八ヶ岳の雄大な自然やリゾートロケーションで敢行された冬野心央の待望の1st写真集。自身がこだわり抜いた「赤」の世界観をはじめ、蝶や花を取り入れた美麗なカット、雪景色の中で魅せるアンニュイな佇まいなど、これまでの爽やかなイメージを打ち破る挑戦的なビジュアルを凝縮。洗練された大人の美しさと無邪気な自然体のギャップが詰まった、圧倒的な1冊。