新曲『Lovey-Dovey』を引っ提げ、進化を続けるOWV。
インタビュー連載、ラストを飾る第6回は、独自の視点と豊かな表現力で魅了する佐野文哉さんが登場。
熱い声援を送るご両親のユーモラスなエピソードや、ランニング中に出会った少年との心温まる交流、日常を彩るポップコーン作りの楽しさなど語ります。佐野さんの芯の通ったスタンスが光る一問一答とともに紐解きました。

「愛らしい家族の応援に背中を押されて。誰も開拓していない「好き」を追いかける日々」
――最近、誰かとくだらないことで笑った出来事はありますか?
年末に両国でやらせていただくライブの関係者席について、両親に「どうする?」って連絡したら、「もう二人で一般席当たってます。ペンライトを振らせていただきます」って返信が来て(笑)。
関係者席だと立ちあがって騒げないから、一般席で観たいらしくて。僕から一度も誘ったことがないのに、ほぼ全ライブ、自分たちで一般席を当てて来てくれるんですよ。
この前もQWVの方から、「駐車場にOWVのステッカーを貼った山梨ナンバーの車があったよ」って言われて。「いや、もう絶対親父やん」って(笑)。手作りのOWVステッカーまで貼って来てるみたいで。
僕は長男で、「お寺を継がないと」みたいな話もあって、幼い頃は親父に結構厳しく育てられました。
だから、今の姿が昔の親父と全然リンクしなくて(笑)。そこが一周回って愛らしいというか、面白いなって思いますね。
――普段の何気ない一日を、ちょっといい日にしてくれるものは?
レーベルの方から誕生日プレゼントでいただいた「ポップコーンメーカー」です。家に置いてあって、一人で豆と油を入れてポコポコと作っています。
もともとポップコーンが大好きで、映画館にも映画を観るというより、ポップコーンを食べることを目的に行くくらいなんですよ。塩だけじゃなくて、市販のカレー粉をかけたり、その日の気分で味を変えたりしながら、一人で楽しむ時間が日常のいい彩りになっています。
――日常の中で「ちょっと幸せだな」と感じた瞬間は?
公園の近くをランニングしていた時、お父さんと小さな男の子がキャッチボールをしていて、その子が取り損ねたボールが僕の方に転がってきたんです。それを拾って渡して、そのまままた走り出したら、後ろからお父さんの「お礼言ったの?」って声だけが聞こえてきて。
僕は「別にいいよ、気にしないで」って思いながら走っていたんですけど、そのあと後ろから大きな声で「頑張ってーーーー!」って聞こえてきたんです。それがすごく可愛くて。
「東京にもこんなにまっすぐな少年がいるんだな」って、すごくほっこりしたし、嬉しかったですね。
――今、夢中になっていることは?
「夢中になれることを探すこと」です。これまで一番夢中で打ち込んできたダンスがお仕事になった今、趣味だったものの穴を新しく埋めないといけないなと思っていて。
始めるなら仕事につながるものがいい。でも仕事につながったら、それって趣味じゃなくなっちゃうじゃないですか。そんな駆け引きもありつつ、今はいろいろ探している日々です。
「お前、なんでそれそんなに詳しいんだよ」って言われるようなものを一つ作りたくて。ちょっとマニアックな、まだ誰も耕していないようなエリアがあれば、その隙間を縫ってやっていきたいですね。

|SPECIAL MINI INTERVIEW|
『Lovey-Dovey』リリース記念! 佐野文哉の “好き” をひも解く一問一答
新曲『Lovey-Dovey』にちなみ、パーソナルな「好き」のスタンスを深掘り! 4つの質問に答えてもらいました。
Q1. 何かを好きになると、深くハマる? 広く楽しむ?
A. 仕事は深く、プライベートは浅く広く。
仕事に関わることを深く追うタイプで、プライベートは知識を入れるのが好きなので、その部分では浅く広くのタイプです。
Q2. 好きなものは人に話したい? 自分で楽しみたい?
A. 人に話したくなるタイプです。
理由はそれを共有した時の、それに対する相手の考えを知りたい、聞いてみたいからです。
Q3. 好きや感謝を伝えるなら、言葉? それとも行動?
A. 行動タイプだと思います。
言葉は誰にでもなんとでも言えてしまうからです。
Q4. いつも応援してくれるQWVへ、今伝えたい“好き”
A. ということで、これからも行動で示します♡

撮影:kaoru yasuba/ヘアメイク:Kohey, Park youngsun
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information
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13th single『Lovey-Dovey』
(2026年9月30日発売 / UNIVERSAL SIGMA)

仲間と笑い合う何気ない日常の尊さを描いた、爽快感あふれるポップロックナンバー。
「イチャイチャ」を意味するタイトルには、恋愛の枠にとどまらず「仲間との距離をもっと縮めて、いい世界にしよう」という想いが込められている。
楽曲制作にはメンバー自身も携わり、耳に残るキャッチーなフックや言葉選びなど、細部までこだわりを詰め込んだ。
力強いライブパフォーマンスとは一線を画す、等身大の遊び心とポジティブなエネルギーが詰まったOWVの新境地となる1曲。
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