ドラマ『営業ですから』でW主演を務める、植村颯太さんと高橋璃央さん。
今回が3度目の共演となり、プライベートでも親交のあるふたり。

出演が決まった夜には公園に集まり、「どう作品を作っていくか」を熱く語り合ったといいます。

全3回のスペシャル連載でお届けするインタビュー、第1回はふたりの対談をお届け。
お互いの役に見出した魅力や、笑いの絶えなかった現場の舞台裏、そして今作に注ぎ込んだ熱量と覚悟について、話を聞きました。

「え、相手璃央くん!? ガチか!」公園に集まって熱く語り合った夜

――今作でW主演が決まった時のお気持ちを教えてください。

植村 相手が璃央くんだとお聞きして、本当に衝撃的でした。「え、相手璃央くん!? ガチか!」って、もうめちゃくちゃ嬉しくて(笑)。
璃央くんとは共演が3回目で、作品に対する熱量が毎回本当にすごいんです。だからこそ「ふたりで切磋琢磨していけば、絶対良いものができるんじゃないか」という期待とワクワク感が大きくて。
W主演が決まってすぐ連絡を取り合って、公園に集まって「この作品をどう作っていくか」を熱く語り合いました。

高橋 率直に、まずすごく嬉しかったです。ただ同時に、僕はドラマ初主演ということもあって、いざ現場に入ってからは、現場での見え方や原作へのリスペクトなど、「第一線で活躍されている方々は、こんな大変なことをずっと背負ってこられたんだな」と身をもって学びました。
そういった難しさを実感しつつも、それ以上にお芝居と向き合わなきゃいけない。こんなに贅沢な時間はないなと思いながら、気心の知れた友達と一緒に最高の作品を目指して、お互いに考えを共有し合いながら駆け抜けました。
撮影が終わった今、僕たち自身も完成がすごく楽しみです。

「言葉選びがバグってる」「本来はこれくらい素直でいい」対極だからこそ惹かれ合う役の魅力

――お互いが演じる役について、「ここを好きになっちゃうな」と思った部分はどこですか?

高橋 廉はすごくピュアな人間だなと思いました。発した言葉に対するリアクションが素直に全部顔に出るし、隠そうとしても隠しきれない(笑)。
今の時代って、遠回りして気持ちを伝えたり、そもそも恋愛をしなかったりする人も多いですよね。そんな中で、久しぶりにこんなにストレートに反応されたり、照れを見せてくれたりして。
「本来はこれくらいストレートな感情で、素直でいていいんだよな」と改めて学ばせてもらいました。

植村 一清と廉は、南極と北極くらい真逆だなと思っていて。
僕から見た一清は……もう、言葉のチョイスがやばいよね(笑)。「それ言っちゃうんだ!?」みたいな。いい意味で言葉選びがバグってるんですよ。そういう言葉選びも、距離感の詰め方も絶妙で、本当に“沼要素”だらけだなと。
ミステリアスだし、どんどん探りたくなるし、追いかけたくなっちゃう。
そんな魅力がたくさん詰まっていました。

2人で芝居に向き合った時間と、共演者たちと笑い合った青春のひととき

――撮影現場の空き時間はどう過ごされていましたか? 印象的なエピソードがあれば教えてください。

高橋 2人のシーンが多かったので、空き時間もひたすら撮影やお芝居の話ばかりしていましたね。
今振り返ると「他の話をしてなかったな」と思うくらい、役に深く向き合えていました。でも、他の共演メンバーが揃ったときは一変して、高校生や大学生の昼休みみたいにみんなではしゃぐ青春の時間でした(笑)。
共演者の1人に目をつぶってもらって「誰が一番似てるか声モノマネ対決」をやったり、モノマネが得意な子がラジオ風に喋り倒すのを聴きながらみんなでお昼ご飯を食べたり。作中の仲良しグループの空気感が、そのまま現場にも流れていましたね。

植村 あと、体型管理の話も……! クランクインの1ヶ月前から時間があったので、「2人で一緒にダイエットしよう」って決めたんです。
クランクインしてからもむくまないように、ロケ弁を食べる量を控えめにしたり、甘いものを制限しようって。
璃央くんはずっとストイックに続けていて、そこは本当にリスペクトしているんですけど、僕は途中で誘惑に負けていっぱい食べちゃって……。一緒に頑張る約束を破ってしまいました。
この場を借りて、本当にごめんなさい(笑)。

高橋 いや、颯太はそれでよくて。最初ちょっと痩せすぎてたから「もっと食べなさい」って言ってたんですよ。
案の定、撮影中に食べ始めてくれたから顔も健康的でちょうどよくなって。「ほら、ちょうどいいじゃん!」って思ってました(笑)。

原作へのリスペクトと熱量を込めて――2人から届けるメッセージ

――最後に、作品を楽しみに待っているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

高橋 すごく時間と気持ちを込めて向き合った役であり、作品です。「あ、高橋璃央頑張ったんだな」って思ってもらえたら嬉しいです(笑)。
原作に忠実に再現しましたし、全スタッフ、共演者のみんなが汗をかきながら「いいものをみんなで作ろう」という最高の空気感で夏の撮影を頑張りました。絶対にいい作品になっていると信じています。
期待にしっかり応えますので、楽しみにお待ちいただければ嬉しいです!

植村 金髪と赤髪で、すごく非現実的で美しい原作なんです。それを璃央くんと一緒に、少しでも原作に近づけるよういろいろと努力しました。現場のみんなの仲の良さや温かい雰囲気も、そのままお芝居や映像に反映されていると思います。
皆さん、ぜひ観ていただきたいなと思っております。

撮影:篠田 理恵

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ドラマ『営業ですから』 

BSフジにて11月5日(木)深夜0:30スタート/FOD独占配信、TVer見逃し配信あり

[あらすじ]

女子にモテるため、大学イチのイケメン・一清と「仲良しカップル」を演じることになった廉。
ハグもキスもモテるための“営業”のはずが、一清から不意に本気のキスをされてしまい、偽りの関係が甘くもどかしい本物の恋へと変化していく青春BLストーリー。


W主演|植村颯太:葦原廉 役、高橋璃央:久慈一清 役

原作|ミユキ蜜蜂『営業ですから』(白泉社)  

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